法政2年生右腕・有間が100キロ台遅球で手玉　7回コールド勝ち演出

全国高校野球選手権西東京大会3回戦   法政7ー0成城学園 （ 2021年7月16日 ）

＜法政・成城学園＞法政先発の有間は6回を1安打無失点（撮影・篠原　岳夫）
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　法政の背番11の2年生右腕・有間空が「遅球」で7回コールド勝ちを演出した。下手投げから直球は100キロ台。成城学園打線のタイミングを完全に狂わせ、6回を1安打無失点に抑えた。

　「あそこまで投げられると思ってなかった。普段は3回くらいまでだったので」。法政中で野球を始め、投手は中2から。わずか3年ほどの投手経験だが、佐相健斗監督は「経験が浅いから逆に動じない。ピンチでもいつもニコニコしてる」と話し、強豪・創価との4回戦での起用も示唆した。