阪神・佐藤輝 球宴1号ソロ出たZ~ 祖父母の前で雄姿見せた「ふたりの前で打つことができてよかった」

[ 2021年7月17日 18:23 ]

マイナビオールスターゲーム2021第2戦   全セー全パ ( 2021年7月17日    楽天生命 )

<全パ・全セ(2)> 2回1死、左中間へ本塁打を放ち、ベンチに迎えられる佐藤輝 (撮影・平嶋 理子)
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 阪神・佐藤輝が、0―0の2回に球宴1号ソロを放った。

 この日は「6番・右翼」で先発出場。1死無走者で迎えた第1打席で、1ボールからオリックス・宮城の2球目140キロ直球を捉えた。快音を響かせた打球は大きく弧を描き左翼スタンドに着弾。ベンチ前では「Zポーズ」も披露した。

 この日の試合前練習では、ソフトバンク・柳田と約5分間にわたって談笑。両選手は前夜にテレビインタビューで共演し、佐藤輝は柳田について「雲の上の存在で勉強するところばっかり」、柳田は佐藤輝について「何であんな(打球が)飛ぶんかと。凄い研究しています」と軽妙な掛け合いを見せていた。そんな柳田の前で、早くも一発を披露した。

 うれしさ倍増の一発でもあった。この日は、仙台で暮らす佐藤輝の父方の祖父・勲さん(82)と祖母・美智恵さん(82)がそろって球場で観戦。交流戦で仙台を訪れた際には、楽天・田中将から一発を放ったが、またも祖父母の前で雄姿を披露した。幼少期に野球を教えた“師”でもある祖父も、大喜びの一発となった。

 2回の第2打席では、西武・松本の前に空振り三振に終わった。

 ▼阪神・佐藤輝 宮城選手の真っすぐをしっかりと自分のスイングで打つことができました。おじいちゃん、おばあちゃんが観に来てくれているので、ふたりの前で打つことができてよかったです。きょうも勝つことができるように頑張ります。

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