ブルージェイズ・ゲレロが30号到達 大谷に3本差と迫る レンジャーズ戦で2発

[ 2021年7月17日 10:57 ]

ア・リーグ   ブルージェイズ10ー2レンジャーズ ( 2021年7月16日    バファロー )

ブルージェイズのゲレロ(AP)
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 ブルージェイズのウラジミール・ゲレロ(22)が16日(日本時間17日)、ニューヨーク州バファローで行われたレンジャーズ戦で2本の本塁打をマーク。今季30号に到達し、本塁打王争いでトップを走るエンゼルス・大谷翔平に3本差と迫った。

 初回に左中間へのソロで先制すると、6回には場外へ左越え3ランを放った。

 13日(同14日)のオールスターゲームではMVPを受賞。ア・リーグの「2番・一塁」で出場し、3回、バーンズから左越えソロ。5回にも二ゴロで2打点目を挙げて勲章を手にし「子供の時からこの瞬間を想像していた。この賞を父にささげます」と笑った。

 父のウラジーミル・ゲレロ氏も06年にソロを放っており、球宴での親子本塁打はボンズ親子、グリフィー親子に次いで3組目。さらに22歳119日での球宴MVP獲得は、92年のケン・グリフィー(マリナーズ)の22歳236日を抜く史上最年少獲得となった。飛距離468フィート(約142・6メートル)はレギュラーシーズンの最長を上回る自身最長で、さらに15年以降では16年のブライアント(カブス)の410フィート(約125メートル)を抜く球宴最長本塁打だった。また、1933年に行われた第1回球宴でベーブ・ルースが1号を放ってから、これが球宴通算200号でもあった。

 1、2番コンビを組んだ大谷を「彼はこの世のものじゃない。正直、僕は大谷をMVPに選ぶよ」と称えた。

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2021年7月17日のニュース