堀内恒夫さん「普通の150キロとはわけが違う」　オリ由伸絶賛「打つのが難しいと思うよ」

マイナビオールスターゲーム2021第1戦   全セ5―4全パ （ 2021年7月16日    メットライフD ）

堀内恒夫氏
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　元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫さん（73）が17日、自身のブログを更新。前日16日、2年ぶりに開催された「マイナビオールスターゲーム2021」第1戦（メットライフD）で全パの先発投手を務め、2回を無安打無失点に抑えたオリックスのエースで侍ジャパンの山本由伸投手（22）を絶賛した。

　「彼は日本のトップクラスのピッチャーだと思うよ」とした上で「昨日も観ていて思ったけど球は速いしキレがいい。そして特筆すべきは球持ちがいい。つまり『ボールが手についている』ということ。それ故に150キロ台のボールでも普通の150キロとはわけが違う。スピンがかかってきっとホップしているだろうから打つのが難しいと思うよ」と分析した。

　そして「変化球もいい」とし、「カーブ」「スライダー」「フォーク」と変化球を並べた上で「平均点以上のボールが1～2個あれば1軍で投げられるピッチャーだけど彼の場合は3～4個あるレベルだから10以上は勝てるピッチャーだよね」と直球、変化球ともにハイレベルな山本をほめたたえ「全日本のメンバーとしての活躍も大いに期待してますよ」とエールを送った。