ソフトB・工藤監督「東北のみなさまに勝利を届けられて良かった」 10年ぶり宮城開催で球宴勝利に喜び

[ 2021年7月17日 21:12 ]

マイナビオールスターゲーム2021第2戦   全パ4ー3全セ ( 2021年7月17日    楽天生命 )

<全パ・全セ>選手交代を告げる工藤監督(撮影・尾崎 有希)
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 全セの先勝で始まった「マイナビオールスターゲーム2021」は17日、楽天生命パークに舞台を移して第2戦が行われ、全パが3安打3打点の島内宏明外野手(31)を筆頭に楽天勢の活躍で4―3と勝利。2年ぶり開催となった球宴を1勝1敗で締めくくった。

 全パを指揮したソフトバンク・工藤監督は勝利インタビューで「島内くんの大活躍で、ここで楽天の選手が、特に最後の1点を小深田くんのランニングで取ってくれたのはファンのみなさんも満足する勝利ではないかと」と、宮城の地で地元の楽天選手たちが勝利に導いたことを喜んだ。

 前日16日は4-5と惜しくも敗れたが「今日は絶対勝つぞと。松田くんが島内くんに(顔にアイブラックで)〇×をつくって、非常にベンチの中は盛り上がり勝つ雰囲気が100%出ていた」と勝利に結びついた要因を語った。

 また「震災から10年。みなさまの思いがこの10年に詰まっている。これからの10年を考えると、このオールスターは有意義な祭典ではないかと思う。我々も被災したみなさまに少しでも元気を与えたいと思っていた。東北のみなさまに勝利を届けられて良かった」と安どした表情で胸の内を明かした。

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2021年7月17日のニュース