日本ハム・栗山監督 右肘じん帯断裂から実戦復帰した斎藤に「もがき苦しむ中で前に進んでいく姿が必要」

[ 2021年7月13日 11:57 ]

イースタン・リーグ、DeNA戦で今季実戦初登板を果たした日本ハム・斎藤
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 日本ハムの栗山英樹監督が13日、オリックス戦(釧路)前に取材対応し、右肘じん帯断裂から復帰を目指す斎藤佑樹投手が12日のイースタン・リーグ、DeNA戦で昨年10月以来269日ぶりに実戦のマウンドに立ったことについて言及。「よかったね、本当に。まずは試合のマウンドに立つというのを目標にキャンプからやってきた。いろいろあったと思うけど、もがき苦しむ中で前に進んでいく姿こそが、特に今の時代は一番必要だと思って、それは佑樹にずっと話してきている」と話した。

 1軍登板は19年を最後に遠ざかり、11年目の今季は背水の覚悟で臨んでいる。その右腕について「周りがどうのこうの言うとか、そんなの何も関係ない。努力して泥まみれになっている姿で頑張るというところが一番なので。それがなかったらあそこまでこないんでね。ここからだね」と期待を込めて話した。

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2021年7月13日のニュース