ヤクルト打線が序盤から爆発 村上の10試合ぶり同点弾から1イニング3発でサンチェスKO

[ 2021年7月13日 18:37 ]

セ・リーグ   ヤクルトー巨人 ( 2021年7月13日    東京D )

<巨・ヤ>2回無死、右中間ソロを放つ村上(撮影・島崎忠彦)
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 ヤクルト打線が序盤から爆発し、巨人戦初登板初先発で初勝利を目指す20歳右腕・奥川を強力援護した。

 緊張の隠せない奥川は初回に1点先制を許したが、直後の2回だった。先頭の主砲・村上が巨人先発右腕・サンチェスがフルカウントから投じた外角低めスプリットを右中間スタンド中段に叩き込んであっという間に追いつくと、1死後、吉田成が3年目で待望のプロ初アーチとなる右越え1号ソロを放って勝ち越し。さらにサンタナが2者連続弾となる左越え6号ソロを放つと、2死後、四球で出塁した奥川が続く塩見の中堅フェンス上部直撃の二塁打で激走を見せて一気に本塁生還を果たし、この回4点を取ってサンチェスをKOした。

 村上の本塁打は6月30日の阪神戦(甲子園)以来10試合ぶり。リーグトップの26本塁打をマークしている巨人主砲・岡本和の目の前での一発で1本差に迫った。

 ▼村上 打ったのはフォークです。追い込まれていたので何とか食らいついて打ちました。うまく拾うことができました。

 ▼吉田成 打ったのはストレート。きょうは父の誕生日なので良いところを見せたかったです。テレビで見てると思うので良いところを見せられたと思います。次のプレーにしっかり準備していきたいと思います。

 ▼サンタナ 打ったのはスプリット。ヒサシブリ、キモチイイ。

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