阪神・マルテ　大山の劇打お膳立て　9回起死回生の同点打「素直にうれしい」　つなぎの3番好調キープや

セ・リーグ   阪神4ー3DeNA （ 2021年7月12日    甲子園 ）

＜神・D（13）＞9回、マルテは中前適時打を放つ（撮影・坂田　高浩）
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　阪神・大山のV打をお膳立てしたのは、3番・マルテだった。2―3の9回2死一、三塁。カウント0―2からの3球目は外角ギリギリだったが、きっちりと見送った。続く4球目。三嶋の154キロ直球を完璧に捉え、同点の中前適時打を放った。

　「素直にうれしいです。自分だけじゃなくて、みんなの仕事があってのことなので、それも含めてすべてうれしい」

　3試合ぶりの打点は、まさに起死回生の一打となった。前の4打席は無安打ながら2四球。つなぎの役割を果たしつつ、最後はポイントゲッターとして貢献した。直近5試合で12打数4安打3打点7四死球。好調をキープしたまま、残り2試合も突っ走る。