ヤクルト高津監督「すごく成長が見られた登板」と奥川勝利喜ぶもチクリ「最後の1点がなければ」

[ 2021年7月13日 21:51 ]

セ・リーグ   ヤクルト14―6巨人 ( 2021年7月13日    東京D )

<巨・ヤ>奥川(右)を出迎える高津監督 (撮影・森沢裕)
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 ヤクルトの2年目右腕・奥川恭伸投手(20)が今季10試合目、プロ通算11試合目の登板で巨人戦に初登板初先発。味方打線の7本塁打14得点という大量援護にも後押しされて6回6安打3失点とまとめ、巨人戦初勝利となる今季4勝目(2敗)をマークした。

 ヤクルトの高津臣吾監督(52)は「きょう前半戦最後の登板ということで、色々やりたいこともあったでしょうし。ここまで本人の中のローテーションを崩さずに投げられたのは最後ジャイアンツ戦で色々思うところもあったでしょうけど、前半戦としてはすごく成長が見られた登板だったのかなと思います」とまずは総括。

 打線の大量援護に守られる中、6回98球での降板となったが、このタイミングについては「最後の1点がなければとは思ったんですけども、しっかり援護点を守ることができて。それなりに形になってきたのかなっていう感じはします」と成長を喜び「前半に関しては投げ切れた、と。一度も離脱することなく投げ切れたということは大きかったと思います。間隔をあけながらなので、もちろん当然なのかもしれないですけども、本人の中でも手応えはあったでしょうし、またこれを後半戦に続けていくことが必要だと思います」と話していた。

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