つば九郎「てっぱちくんでも、こんなときあるんだね~」 内川サヨナラ打の広島戦、山田の膝は震えていた

[ 2021年7月13日 15:19 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―3広島 ( 2021年7月9日    神宮 )

<ヤ・広>試合後、つば九郎、川端(右端)と笑顔でポーズする内川(撮影・白鳥 佳樹)
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 ヤクルトの人気球団マスコット、つば九郎が13日、自身のブログを更新。ソフトバンクから今季加入した内川聖一内野手(38)の中前適時打でサヨナラ勝ちを収めた9日の広島戦(神宮)”舞台裏”を明かした。

 サヨナラ勝ちの興奮冷めやらないベンチの写真を複数枚掲載した上で「てっぱちくんが、めずらしく、こうふんしてました」と頼れる主将、山田哲人内野手(28)が晴れ晴れとした表情を浮かべながらベンチで打撃用手袋を外している写真をアップ。「いや~きんちょうばくばくだった~」「まわってくるとおもったら、ひざふるえてたもん」と次打者席で試合終了を迎えた3番・山田が話していたことを明かすと、続いて「じぶんはまわってこないとおもって、きはらくでしたけど、てっとさんみてて、きんちょうしてるのわかりましたもん」と若き4番・村上宗隆内野手(21)のコメントも明かした。そして、「きめてくれてよかったよ~!ほんまきんちょうした~」と改めて山田の言葉を掲載した、つば九郎。「みんなでつかんだしょうりのうらがわでした。てっぱちくんでも、こんなときあるんだね~」とした上で「たぶん、てっぱちくんにまわったとしても、You~ならきめていたよ」と全幅の信頼を強調した。

 ヤクルトはこの試合で2―3で迎えた9回、先頭・中村が四球を選ぶと、代走・渡辺がすかさず二盗に成功。サンタナが左前打でつないで無死一、三塁とすると、代打・川端の中前適時打でまずは3―3の同点に追いついた。代打・宮本がバントできっちり送って1死二、三塁とすると、塩見が申告敬遠され、1死満塁。ここで打席に入った代打・内川が2ストライク1ボールを追い込まれた5球目、外角チェンジアップにバットを投げだすようにして打球を中前に運び、代走の三走・荒木がサヨナラ勝ちのホームを駆け抜けた。チームメートから手荒い祝福を受けた内川は満面笑み。その後、ヤクルト移籍前から“おとももち”だったつば九郎とがっちり抱擁を交わし、同日中に更新したブログでつば九郎は「さいこうです。てんしょんあがりすぎた。おとももち、うっちーのさよならひっとに、なけたよ。おえつでなく、さらさらでてました」と、とめどなく涙が出たことを明かしていた。

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