神奈川工の西岡ツインズが5回コールド勝利呼び込む 「ヒー」と「マー」が打線の火付け役

[ 2021年7月13日 17:14 ]

全国高校野球選手権神奈川大会2回戦   神奈川工13―0上鶴間 ( 2021年7月13日    サーティーフォー相模原 )

<神奈川工・上鶴間>3回無死二塁、適時二塁打を放つ神奈川工・西岡大(中央)。ネクストバッターズサークルには弟の西岡優(左)(撮影・木村 揚輔)
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 神奈川工の西岡ツインズが、打線をけん引した。

 「ヒー」と「マー」と呼び合う1、2番に座った西岡大騎(ひろき=3年)と西岡優希(まさき=3年)の双子コンビが、初回から勢いづけた。兄・大騎が左翼線二塁打で出塁すると、優希は三塁前にセーフティーバントを決め、初回の5得点を呼び込んだ。3安打を放った兄は「1番打者として勢いをつける役割ができた」と笑顔。弟も「1番が塁に出てくれるとチームが乗る」と呼応した。

 小1から野球を始め、汲沢中では戸塚リトルシニアでプレー。「口ケンカはすることがあるけど、時間が経てば忘れる」(優希)と仲のいい兄弟だ。4人兄弟で、長男と次男も神奈川工の野球部OBで、高校を選ぶ際には「どちらも神奈川工業に行くのは決めていた」(大騎)と迷わなかった。自宅の2人部屋ではEXILEの曲を流してリラックスするのが共通の趣味だという。信太俊郎監督は「2人ともまじめでしっかりやれる子」と目を細めた。(川島 毅洋)

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