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大谷翔平 ホームランダービー 激闘の末1回戦敗退 2度の延長戦で力尽く それでも満喫「楽しかった!」

[ 2021年7月13日 10:41 ]

オールスター戦   ホームラン・ダービー ( 2021年7月12日    デンバー )

ホームランダービーに出場した大谷翔平(AP)
Photo By AP

 大リーグのオールスターゲームは12日(日本時間13日)、コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで前日恒例のホームラン・ダービーが行われ、日本人選手では初出場となったエンゼルスの大谷翔平(27)が、ファン・ソト外野手(22、ナショナルズ)に28-31で敗れ、1回戦で姿を消した。

 投手役はエンゼルスのジェーソン・ブラウン・ブルペン捕手、捕手役をエンゼルスで大谷をサポートする水原一平通訳が務めた。

 合計68スイングで28発を放った。最初の3分間で16本塁打。1分のボーナスタイムで6発を放ち、先攻したソトの22本に追いついた。1分のタイブレークに突入し、ともに6本ずつで28本として決着つかず。3スイング勝負の延長戦に入り、ソトは3発、大谷は1発目で本塁打ならず敗れた。最長飛距離は513フィート(約156・3メートル)だった。

 タイム中には「疲れた!あと何秒?」と肩で息をした大谷。花巻東の先輩で、同じくオールスター戦に出場する菊池雄星(マリナーズ)がドリンクを持って駆けつける姿もあった。さらに、エンゼルスの同僚・トラウトやプホルスからは激励の電話が入り「マイク?!」と驚きながら電話に出るシーンもあった。

 惜しくも敗れた大谷はヘトヘトになりながら「疲れました」と第一声。「最後の30秒が長くてすごい疲れました」と苦笑し、過去にないですね。シーズン中もこんなに振ることないですし」と振り返った。それでも大観衆の中で、オールスター戦ならではの雰囲気を味わい「楽しかったです。雰囲気楽しめたし良かったです」と満喫した様子。プホルスやトラウトからの電話では「見てるからね!って」と激励され「なので勝ちたかったですね」と少し悔しさものぞかせたが、「楽しかった。良い経験になったと思います。明日は明日で試合なので、それに向けて頑張ります。これから休んで備えたい」と、「1番・DH」で先発するオールスター戦本番を見据えた。

 日本のファンへ「勝てなかったですけど、雰囲気だけでも楽しんでもらえたらと思います」とさわやかに笑った。

 2015年にルールが改定された球宴のホームラン・ダービーは1対1で、制限時間内に何本柵越えを放てるかを競う。1回戦と準決勝は3分、決勝は2分間で、その間に1度、45秒間のタイムアウトが使用可能。475フィート(約145メートル)以上の本塁打を1本打てば、30秒のボーナスタイムが加算される。本数が並んだ場合は1分間のタイブレークが行われる。優勝賞金100万ドル(約1億1000万円)。(デンバー・柳原 直之)

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