オリックス・来田 高卒新人史上初 プロ初打席初球本塁打 高校に続きプロでも歴史に名刻む

[ 2021年7月13日 13:39 ]

パ・リーグ   オリックスー日本ハム ( 2021年7月13日    釧路 )

<日・オ13>初回、2死一塁から来田は右越え2ラン(撮影・長久保 豊)
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 オリックスのドラフト3位ルーキー・来田涼斗外野手(18)が13日の日本ハム戦(釧路)で「7番・左翼」でスタメン出場し、初回に右越え2ラン。高卒新人のプロ初打席初球本塁打は史上初となった。

 3―0の初回2死一塁、日本ハム・池田の投じた初球を捉え、右翼席にプロ1号となる2ランを放った。「打ったのはシュートだと思います。コーチからも、どんどん積極的に振って行けと言ってもらっていましたし、1球目から思い切って振って行きました。打った感触も良かったですし、嬉しいです」とコメントした。

 高卒新人の初打席初本塁打は18年9月16日、ヤクルト・村上が広島戦で放って以来史上8人目。初打席初球本塁打は19年8月18日にソフトバンク・コラスが西武戦でマークして以来史上10人目。

 小学生時代、オリックスジュニアでプレーした来田。明石商(兵庫)時代は中森俊介(現ロッテ)らとともに2年春夏甲子園で連続4強入りするなど3度の甲子園出場。2年センバツでは準々決勝の智弁和歌山戦で、春夏通じて初となる1試合で初回先頭弾&サヨナラ弾の快挙を達成した。

 高校通算34本塁打を誇り、昨年ドラフト3位でオリックスに入団した。ルーキーイヤーの今季はウエスタン・リーグで全67試合に出場。打率・273、1本塁打、22打点の成績を残し、今月15日に開催されるフレッシュ・オールスター(松山)のメンバーにも選出されている。今月11日、同リーグのソフトバンク戦(タマスタ筑後)に出場後、PayPayドームで1軍に合流。そのまま釧路へと同行した。

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