【復刻版・大谷翔平の水原通訳が語る】球宴のことはトラウト先輩にお任せ「いろいろ教えてやる」

[ 2021年7月13日 01:30 ]

水原一平 I REPORT

練習中に談笑する大谷とトラウト
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が出場するオールスター戦(13日=日本時間14日)前日の本塁打競争では捕手役を水原一平通訳(36)が務める。メジャー生活をともに歩んできた名コンビ。大舞台を前に、水原通訳がスポニチ紙面で大谷の素顔などを紹介してきたシリーズ「水原一平通訳 I REPORT」を「復刻版」として再配信します。

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 翔平が球宴前日に行われる本塁打競争への出場を表明しました。この決断に至るにあたって、翔平とは出場するメリット、デメリットについてしっかり話し合いをしました。

 あれだけ多くスイングして体に影響があるのか、ないのか。シーズンの最後まで体が持つのか。僕は本人が決めた方を応援するというスタンス。もちろん、見たい気持ちはありますけど、出ない決断をしても応援しようと思っていました。

 気になる球宴ですが、21日時点でア・リーグのDH部門でファン投票トップ。先日、翔平はトラウトに呼ばれ「球宴出場が本格的に決まったら、時間がある時にどこかで話そうぜ。オレがいろいろと教えてやる」と言われていました。いかに効率良く球宴を過ごせるか、助言をくれるみたいです。メディア対応、全体の流れとかですね。結構いろいろなことがあるみたいです。ありがたいですよね。

 話題は変わりますが、そのトラウトをはじめ、チーム全体で流行しているのが、明治のグミキャンディー「ポイフル(Poifull)」です。日本のお菓子はおいしくて有名なので、何人かの選手から「試合中につまめるお菓子を持ってきて」と言われ、翔平がサポート契約を結ぶ明治の担当者の方に頼んで大量に送ってもらったことが始まりです。

 キャンプ中からクラブハウスやベンチにも置いていますが、みんな食べていますね。ブルペン陣も食べていますし。たぶんポケットに入れたりしていると思います。青のソーダ系とピンクのフルーツ系の2種類があり、ピンクの方が評判が良いですが、どちらも人気ですね。

 最後に。チームは右ふくらはぎ痛で離脱中のトラウトが戻ってくるまで勝率5割付近で踏ん張れれば、プレーオフに進出するチャンスがあると思います。翔平が球宴に出場できれば、思い切り楽しんで、そこからは切り替えてという感じですね。球宴までまだ日にちはあるので、そこまでしっかり頑張ってサポートしたいと思います。(エンゼルス通訳)

                        2021年6月26日

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