ヤクルト奥川 巨人戦初登板初先発初勝利の権利得て降板 6回7K無四球で3失点 打線は6発10点援護

[ 2021年7月13日 20:00 ]

セ・リーグ   ヤクルトー巨人 ( 2021年7月13日    東京D )

<巨・ヤ>6回無死二塁、坂本(左)を空振り三振に仕留めた奥川(撮影・島崎忠彦)
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 ヤクルトの2年目右腕・奥川恭伸投手(20)が今季10試合目、プロ通算11試合目の登板で巨人戦に初登板初先発。味方打線の大量援護にも後押しされて6回6安打3失点とまとめ、今季4勝目&巨人戦初勝利の権利を得て降板した。

 初回、1番・松原に投げた初球、外角の150キロ直球を左翼フェンス直撃の二塁打とされた奥川は続く2番・坂本を三ゴロに仕留めたものの、3番・丸の2球目に暴投して1死三塁。丸に真ん中低めの152キロ直球を中犠飛とされ、いきなり先制点を失った。

 だが、味方打線が爆発。2回の1イニングだけで村上25号、吉田成プロ1号&サンタナ6号の2者連続アーチと計3本塁打などで4得点を挙げて逆転すると、2番手右腕・桜井からも4回に山田が25号3ラン、5回にオスナ8号、サンタナ7号と1イニング2発で5回までに9―2と大量リードを奪った。

 奥川は10―2で迎えた6回、岡本和の適時打でもう1点失い、6回3失点。この回限りで降板となった。坂本は2打席連続三振を含む3打数ノーヒットに抑えたが、岡本和は3打席連続3安打2打点。それでも5番のウィーラー以下は無安打に抑えこんだ。直球のMAXは初回の152キロ。全イニングで150キロを超えた。

 奥川の投球内容は6回で打者23人に対して98球を投げ、6安打3失点。7三振を奪い、四死球はなかった。

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2021年7月13日のニュース