ソフトB、投打かみ合い連敗5でストップも…痛すぎるエース千賀の負傷

[ 2021年4月6日 21:45 ]

パ・リーグ   ソフトバンク7ー0日本ハム ( 2021年4月6日    札幌D )

<日・ソ>6回1死、渡辺の投直を捕球後に倒れた千賀は担架に乗ってベンチに下がる(撮影・高橋 茂夫)
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 ソフトバンクは6日に日本ハム(札幌ドーム)と対戦し、7―0で連敗を5でストップ。しかし、今季初先発したエースの千賀滉大投手(28)が負傷降板するアクシデントに見舞われた。

 両ふくらはぎの不調で出遅れたが、2軍戦で4試合に投げて状態を上げてきた千賀が今季初先発で圧巻の投球を見せた。初回に3点の援護をもらうと、最速159キロの直球を軸に初回を3者凡退。2回以降走者を出すも三塁を踏ませなかった。

 6回1死まで好投を見せていた千賀を悲劇が襲った。渡辺のピッチャー返しの打球を体をひねりながらキャッチ。だが、直後に左足首を押さえてマウンドにうずくまった。場内が騒然とする中、千賀は立ち上がれず担架で運ばれ、5回2/3無失点の好投も無念の降板となった。それでもその後、津森、泉、田浦が日本ハム打線を寄せ付けず完封リレーを見せた。

 打線は初回に先頭の周東が遊撃手・中島のグラブをはじく内野安打で出塁すると、今宮が犠打、柳田の中前打とリズム良く先制。さらに2死二塁から5番・栗山が日本ハム先発の池田が投じた初球のスライダーを完璧に捉え、右翼席に運ぶ今季2号2ランで初回に3点を奪った。2回には今宮の犠飛で4点目を奪い主導権を握った。

 その後も6回に松田の二塁打で追加点。さらに8回には松田が今季1号ソロを放つなど2点を追加。先制、中押し、ダメ押しとリズム良く得点を重ねた打線は14安打7得点を奪い、チームの連敗を5で止めた。負傷降板の千賀は今季初勝利となった。

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