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大リーグの球宴は33年ぶりのデンバー開催 ジョージア州の投票制限法でアトランタ開催は放棄

[ 2021年4月6日 12:43 ]

ロッキーズの本拠地、デンバーのクアーズ・フィールド(AP)
Photo By AP

 ジョージア州アトランタのトゥルーイスト・パーク(ブレーブスの本拠地)で行う予定だったオールスターゲーム(7月13日)を別の都市で開催する決断を下していた大リーグ機構(MLS)が5日、コロラド州デンバーのクアーズ・フィールド(ロッキーズの本拠地)を、新たな舞台にすることで詰めの作業に入っていることが明らかになった。

 スポーツ専門局のESPNが最初に報じ、AP通信などの各メディアも伝えているもので正式発表は6日。MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナー(62)は2日、ジョージア州における投票に関しての制限法を「MLBは全ての人の投票権を支持し、その制限に反対する」と非難し、その対抗措置としてアトランタで予定されていた球宴とドラフト会議の開催地を変更すると発表していた。

 ジョージア州は3月末に不在者投票における身分証明の厳格化などを定めた選挙の制限法を共和党主導で制定。投票所で行われていた食べ物や飲料水の配布なども禁止となった。これが黒人やマイノリティー(人種的少数派)を標的にした差別的な法律だとしてバイデン大統領のほか、NBAレイカーズのレブロン・ジェームズ(36)らスポーツ界の“VIP”らが痛烈に批判。AP通信によれば、アトランタに本社を置くデルタ航空、コカ・コーラ社なども反対の意志を示し、大リーグの選手会はマンフレッド・コミッショナーの決断を支持していた。

 なおクアーズ・フィールドでの球宴は1998年以来、33年ぶり2回目となる。

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