ロッテ・朗希 GW1軍デビュー浮上 5月3~5日の本拠日本ハム戦で先発有力

[ 2021年4月6日 05:30 ]

ロッテ・佐々木朗
Photo By 代表撮影

 ロッテ・佐々木朗がゴールデンウイーク中に1軍デビューする可能性が出てきた。これまで一部メディアで「6月くらいにデビューできれば」と語っていた井口監督は「順調ならゴールデンウイークくらいに上がれる予定のプログラムにはなっている」と明かした。

 現在2軍で調整中の右腕は実戦で最長2イニングを投げただけ。1軍は先発で起用する方針で、まずは5回以上を投げることが昇格のノルマとなる。順調に歩を進め条件をクリアした場合、4月下旬から5月上旬のゴールデンウイーク期間で唯一ZOZOマリンで行われる5月3~5日の日本ハム3連戦での先発が有力。3試合ともに子供たちが観戦しやすいデーゲームでもある。

 現時点で登板日は決定していない。井口監督も「それ(プラン)がどうなるか分からない」と語り「5回を投げられればいいわけでもない。内容、球数にもよる。今は登板後の体の状態を常に確認しながらやっている」と慎重な姿勢も見せる。最速163キロの怪物は一つずつ課題を消化し、デビューを目指す。(横市 勇)

 【ロッテ・佐々木朗の21年経過】

 ▼2・1 春季キャンプは1軍スタート。いきなり初日にブルペンで37球。「ボールはある程度良かった」。

 ▼3・5 ZOZOマリンでシート打撃に登板。打者8人に無安打、2三振1四球と好投。

 ▼3・12 中日とのオープン戦に2番手で登板。プロ2年目での「実戦デビュー」はビシエドを三振に斬るなど1回を3者凡退。「凄く興奮した。楽しかった」。

 ▼3・23 DeNAとの練習試合でプロ初の先発登板。2回を2安打2四球で2失点

 ▼4・2 イースタン・ヤクルト戦に先発して公式戦デビュー。2回を1安打無失点で最速153キロ。

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2021年4月6日のニュース