今季初の3連敗…中日・与田監督は投打の「悪循環」を指摘 打線振るわず、投手心理に焦りが

[ 2021年4月6日 21:58 ]

セ・リーグ   中日3ー7DeNA ( 2021年4月6日    バンテリンドーム )

<中・D(1)>DeNAに敗れ、帽子を取り頭を下げる与田監督(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 中日は投打揃って振るわず、今季初の3連敗。与田監督は「悪循環」を指摘した。

 打線が5回までわずか2安打と打ちあぐねている間に先発・大野雄が3回に先制点を与えてしまい、6回には満塁弾を被弾し6回5失点。指揮官は「このところ、打線も不調なので、何とか先制点をやらないようにという気持ちが、段々と投手に出てくる。それが悪循環になっているかもしれない」と分析した。

 12球団で唯一、先発陣に白星が付いていない状況にも「今日の(大野)雄大は6回5失点だけど、5回までにうちが点を取れていたらリズムができる。1、2点早く点を取れば、そのままの流れになるかもしれない。結果論だが、今のバランスの悪さが出ている」と指摘。打線が打てない状況の中、1点もやりたくない投手心理が焦りを招き、結果的に失点につながっているとした。

 打線はこの日も8安打3点で、10試合で27得点と貧打が続く現状に与田監督は「アウトの内容があまり良くない。相手にリズムが行ってしまうようなアウトの内容。そのへんが全体に広がっている。焦りがあるんでしょうけど…」と一刻も早い復調を願った。

続きを表示

この記事のフォト

2021年4月6日のニュース