高知県観光協会の坂本龍馬課長も実施に安ど 春野で今季初有観客試合に2059人

[ 2021年2月28日 05:30 ]

練習試合   ロッテ3―2西武 ( 2021年2月27日    高知・春野 )

<西・ロ>試合前、消毒し入場する観客(撮影・会津 智海)
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 球場にファンが帰ってきた。プロ野球で今年初めて有観客で開催された西武―ロッテ戦。上限3000人のところ高知県立春野野球場には2059人が集まった。声援は控えられたが、プレーのたびに大きな拍手とどよめきが起きた。

 高知市在住の高1の女子生徒(16)はソフトボール部の仲間6人で観戦し「初球でホームランが見られてビックリ。ぜいたくでした」と大喜び。岡山県から訪れた事務の女性(29)は「(生観戦を)めっちゃ待ってました。最高です」。西武・森のファンだといい、目の前での一発に感激していた。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止策が講じられ、観客は入場ゲートで手指の消毒や検温。全席指定で間隔を空けて座った。入場は無料。例年に比べて警備員の数も増員され、マスク着用などを求める場内アナウンスも流された。高知県観光コンベンション協会の坂本龍馬スポーツ課長は「せっかく高知でプロ野球選手を見られる機会。準備は大変だったが、お客さんを入れて実施できて良かった」と話した。

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2021年2月28日のニュース