きょうは無理や…と思ったら! 阪神 1―7から逆転! 4回に打者一巡の猛攻 5回に梅野が勝ち越し弾

[ 2020年11月5日 20:30 ]

セ・リーグ   阪神―ヤクルト ( 2020年11月5日    甲子園 )

<神・ヤ(24)> 5回無死、梅野は左中間に勝ち越しソロを放つ (撮影・後藤 大輝)
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 先発・西勇の乱調で、2回を終えて1―7。苦しい展開を強いられた阪神が、4回に打者一巡の猛攻で同点に追いついた。

 3回2死一、三塁でサンズが左前適時打を放ち1点返すと、4回もヤクルト先発・金久保を攻める。先頭の木浪、梅野の安打で無死一、二塁とすると、代打・原口が「ノーアウトでのチャンスだったので、とにかく後ろに繋ぐ意識を持って」とセンターへのタイムリーで木浪が生還。さらに無死一、三塁で近本が、9球粘った末に金久保の150キロをセンター前にはじき返して適時打とした。

 この回4連打と金久保を攻め立ててノックアウト。勢いに乗った打線はさらに、2番手・大下からもマルテの遊ゴロの間と大山の左前適時打で2点を挙げ、2死一、二塁から陽川が右前適時打を放ち、ついに同点に追いついた。

 さらに、同点の5回に梅野の7号ソロで勝ち越しに成功。「流れがこっちに来ていたので、思い切って打ちにいきました」と喜んだ。

 この回からマウンドに上がったヤクルト3番手・星に対して、2ボールから見逃せばボールかという高めの直球を振り抜いた。高々と舞い上がった打球は、観衆の大歓声とともに左翼スタンドに着弾した。先月16日ヤクルト戦以来の一発で逆転に成功。「まだまだ流れがどっちにいくか分からない展開なので、まずは次のイニングをしっかり抑えられるように頑張ります」と扇の要は気を引き締めた。

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2020年11月5日のニュース