41年ぶり日本タイ記録の1出塁3盗塁 ヤクルト・村上、快挙の要因は投手の「テンポが…」

[ 2020年11月5日 23:08 ]

セ・リーグ   ヤクルト7―8阪神 ( 2020年11月5日    甲子園 )

<神・ヤ>2回2死二、三塁、村上は本盗を決める (撮影・後藤 大輝)
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 ヤクルト・村上は41年ぶりの快挙を「凄くうれしい。行けたら行けのサインだったので、(投手の)テンポが一定だったのでうまくタイミングが取れた」と振り返った。2回、2死走者なしから右前打で出塁すると、宮本への西の初球で二盗。宮本が四球で出塁し、西浦の打席で今度はダブルスチールを敢行して三盗。そして、2ボール1ストライクから本盗に成功した。

 1イニングに二盗、三盗、本盗の「パーフェクトスチール」を決めるのは、79年の島田誠(日本ハム)以来、プロ野球41年ぶり17人目の快挙。投手陣が崩れて試合には敗れたが、高津監督も「4番だから走らないというのは嫌。若くて走る能力があるのだからどんどん次の塁を狙って欲しい」と主砲の快走には目を細めていた。

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2020年11月5日のニュース