日大が東都2部優勝逃す 152キロ右腕・赤星「レベルアップを」

[ 2020年11月5日 13:03 ]

東都大学野球2部秋季リーグ 最終戦   専大7―1日大 ( 2020年11月5日    等々力 )

<東都大学野球2部秋季リーグ 最終戦 日大・専大>最速146キロの直球を投じた日大・赤星(撮影・柳内 遼平)
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 7勝2敗で青学大と首位で並ぶ日大は直接対決で青学大に2敗していたため、優勝するには勝利が必要だったが、専大に1―7で敗れ青学大の優勝が決まった。

 先発した最速152キロ右腕の赤星優志投手(3年)は4回1/3を7安打5失点。「序盤から高めに浮いてしまった。自信のあった真っすぐも打たれてしまった」と肩を落とした。

 秋季リーグ開幕戦で自己最速の152キロを計測し、大きく成長を見せた右腕はプロ入りを目標に来季に臨む。「決め球にできる変化球を習得したい。真っすぐもレベルアップしてスケールの大きな投手になりたい」と更なる成長を誓った。

 仲村恒一監督は「選手はよくやってくれた。戦力的には劣ってなかったと思う。試合のつくれる投手を育てていきたい。3年生に良い投手がいるので、1ランク、2ランクレベルアップしていければ」と話した。

 ◇赤星 優志(あかほし・ゆうじ)1999年7月2日生まれ、東京都出身の21歳。小1で野球を始める。三宿中時代は軟式の上馬シニア野球クラブでプレー。日大鶴ケ丘では1年秋からベンチ入りし、2年夏と3年夏は背番号1。甲子園経験なし。プロ志望届を提出するも指名漏れで日大に進学し、1秋からベンチ入り。球種は直球、ツーシーム、カット、カーブ、スライダー、フォーク。遠投100メートルメートル、50メートル6秒3。1メートル75、80キロ。右投げ右打ち。

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2020年11月5日のニュース