ソフトバンク東浜は135球熱投も白星ならず 3年ぶり2桁10勝と最高勝率のタイトルは厳しく

[ 2020年11月5日 20:50 ]

パ・リーグ   ソフトバンクーロッテ ( 2020年11月5日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>6回、3点目を失った東浜はベンチで悔しげな表情を浮かべる (撮影・西川祐介)
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 ソフトバンクの東浜巨投手(30)が今季最多の135球を投げ、7回2/3を9安打6失点で、10勝目はならなかった。

 痛恨の1球だった。1点リードで迎えた5回2死一、二塁の場面。ロッテ・安田に対して2ストライクと追い込みながら、148キロ直球が甘く入り、左中間へ逆転2点打を浴びた。

 17年に16勝を挙げて以来、3年ぶり2度目の2桁勝利がかかった試合。何より10勝に到達すれば、最高勝率の条件を満たし、勝率.909で最高勝率のタイトル当確となる一戦だった。

 6回には2死二塁から3連続四球で押し出しで追加点を奪われたが、工藤監督は劣勢でも代えることなく、東浜に勝利をつけるべくマウンドを託した。しかし、8回2死満塁で押し出し四球で4点目を与えたところで交代。さらに2番手の泉も2点適時打を打たれて、東浜は6失点となった。

 ソフトバンクは残り1試合で9日に西武戦が組まれている。中3日空いているがどうか。規定投球回へもあと1イニングに迫っている。

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2020年11月5日のニュース