ヤクルト、6点差ひっくり返され逆転負け 村上1イニング3盗塁マークも…

[ 2020年11月5日 21:55 ]

セ・リーグ   ヤクルト7ー8阪神 ( 2020年11月5日    甲子園 )

阪神打線につかまり4回途中で降板する金久保(中)(撮影・大森 寛明)
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 ヤクルトは2回まで7―1と6点リードも、3~5回の3イニングで計7失点を喫して試合をひっくり返され、2連敗となった。

 プロ初勝利を懸けて2度目の先発マウンドに上がった金久保。4―0で迎えた初回1死三塁、マルテの一ゴロで三塁走者が生還していきなり失点。2回は無失点に抑えたが、7―1での3回1死一、三塁でサンズに左前適時打を浴びて2点目を失った。

 7―2の4回は先頭の木浪、梅野に連打を浴びて無死一、三塁のピンチを迎えると代打・原口、近本に2者連続で中前適時打を打たれてさらに2点を失い、金久保は降板。2番手・大下は糸原から空振り三振を奪い、1死二、三塁からマルテを遊ゴロで打ち取ったが三塁走者が生還して2点差。続く大山に左前適時打を打たれて、7―6と1点差に迫られた。続くサンズに四球を与えて2死一、二塁となり、陽川に右前適時打を浴びて同点に追いつかれた。

 5回から3番手の星が登板するも、先頭の梅野に7号ソロを浴びて勝ち越しを許した。金久保は4回途中9安打6失点、1回1失点の星は1敗目。

 打線は初回に村上の6試合ぶりの打点となる右前適時打で先制するなどいきなり4点を奪い、2回も村上の「パーフェクトスチール」達成などで3点を奪って大量リードとしたが、5回に勝ち越しを許すとその後は阪神の投手陣に1点も奪えなかった。

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2020年11月5日のニュース