阪神・スアレス “球児魂”でセーブ王獲った!「なんとか彼の分もしっかりと」

[ 2020年11月5日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3-2ヤクルト ( 2020年11月4日    甲子園 )

<神・ヤ23>ヒーローインタビューを終え、ファンの少年にサインボールをプレゼントするスアレス(撮影・北條 貴史)
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 阪神・スアレスが24セーブで最多セーブのタイトルを確定させた。今季50試合目登板は同点の9回。代打坂口を157キロで詰まらせ二ゴロ。広岡、山崎も平凡なゴロに打ち取り、劇的勝利を呼び込んだ。

 「レベルの高い日本の野球で自分のタイトルをものにできたことはうれしく思います」

 21セーブで追う中日のR・マルティネスがこの日も出場選手登録されず、残り3試合でセーブを挙げても上回られる可能性がなくなり確定していたが、自らの力投で祝った。

 藤川の不調によりシーズン途中から抑え役を任されセーブを積み重ねた。「なんとか彼の分もしっかりと。自分の中ではタイトルを獲れるようにと思ってずっとやってきた」。球児の思いも胸に腕を振り続けた助っ人に、矢野監督も「自信を持って後ろを任せられたし、その中でタイトルを獲ってくれたのはチームにとってもうれしい」と評価した。 (阪井 日向)

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2020年11月5日のニュース