マエケン&秋山 ゴールドグラブ賞逃す イチロー以来10年ぶり栄誉ならず

[ 2020年11月5日 05:30 ]

ツインズの前田(左)とレッズの秋山(AP)
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 大リーグで守備のベストナインに相当するゴールドグラブ賞が3日(日本時間4日)に発表され、ツインズの前田健太投手(32)とレッズの秋山翔吾外野手(32)は受賞を逃した。前田はア・リーグの投手部門、秋山はナ・リーグの左翼手部門で最終候補3人に残り、日本選手ではマリナーズで外野手として01年から10年連続で受賞したイチロー以来、10年ぶりの栄誉を手にするか注目されていた。

 両部門ではエンゼルスの右腕キャニング、カージナルスの外野手オニールがともに初選出された。他にナは三塁手でロッキーズのアレナドが8年連続、右翼手ではドジャースのベッツが昨季までのレッドソックス時代から5年連続受賞。アは今季限りで現役を引退したロイヤルズの左翼手ゴードンが4年連続8度目の選出となった。

 今季はコロナ禍でレギュラーシーズンが60試合に短縮され、全て同地区同士の対戦だったため、従来の監督やコーチによる投票などではなく、米国野球学会の守備指数で決定。18人中、11人が初選出というフレッシュな顔触れとなった。

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