【球児カウントダウン企画~カルトQ児(6)】球児がプロ初安打を放った名球会投手は?

[ 2020年11月5日 05:30 ]

セ・リーグクライマックスシリーズ第1ステージ第3戦<神・中>試合終了後、退任する岡田監督(右)と泣きながら握手する藤川=京セラドーム
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 阪神・藤川球児投手(40)の引退試合、11月10日の巨人戦までカウントダウンが始まった。記憶にも記録にも残る足跡を語録とクイズでたどる。

【Q】球児がプロ初安打を放った、のちの名球会投手は?
(1)工藤 公康
(2)山本昌
(3)高津 臣吾 【答えは一番下】

 《語録で振り返る藤川球児》
 ▼「負けたら一緒だから。みんなが注目した試合で勝てなかったのが情けない。引きずらんようにするのは難しいけど、切り替えるしかない」(08年10月8日、東京ドームでの巨人との首位攻防戦に敗れ、宿敵にマジック点灯を許す)
 ▼「監督に申し訳ない。最後の最後に大迷惑をかけた。力負けでした。何で自分が最後なのか…。最後に岡田監督と握手をしていただいたときに“打たれたのが、お前で良かったよ”と言われた。まだ監督と一緒にやりたかった」(08年10月20日、中日とのCSで0―0の9回にウッズに直球勝負で決勝2ランを被弾。敗退とともに岡田監督の退陣が決定し、言葉を震わせた)

 【答え】(2)山本昌。02年8月11日の中日戦(ナゴヤドーム)で3回2死から左安打。この時点で球児はプロで未勝利。投球内容が5回途中5失点と振るわず敗戦投手となり、試合後は「反省はすべて」と初安打の感想を述べることなく球場を後にしている。

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2020年11月5日のニュース