一条・岸上　3安打5打点でけん引　ライバルの郡山・土井を意識も「自分の一番いい打撃を」

奈良大会2回戦   一条10－8郡山 （ 2020年7月22日    佐藤薬品スタジアム ）

＜郡山・一条＞7回無死一、二塁、松村の送りバントが小フライになり、ダイビングキャッチする一条・岸上（撮影・井垣　忠夫）　
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　奈良・一条で、2年春から4番を務める捕手で主将の岸上夏樹斗（3年）が9回に左前に起死回生の同点2点打を放つなど3安打5打点で勝利の立役者となった。

　8回に一時逆転を許したが「土井君に打たれるのは想定内。自分の一番いい打撃をしようと思いました」とライバルを意識しながらも冷静に快打。

　抽選会で選手宣誓の大役も務めた司令塔は「最後まで攻める気持ちを忘れずに戦えた」と心地良い汗をぬぐった。