西宮甲山、終盤ミスから逆転負け 降雨中断で一度は流れも…「どこかで油断が」

[ 2020年7月23日 17:16 ]

兵庫県大会2回戦   西宮甲山8―9宝塚西 ( 2020年7月23日    尼崎 )

 西宮甲山にとって恵みの雨とはならなかった。5回終了と同時に突然の降雨により32分間、試合が中断した。気持ちを切らさずに流れを呼び込んだのは再開直後の1点を追う6回。敵失や四球などで得た1死一、二塁の好機から1番・赤松大樹内野手(2年)の適時左二塁打で勝ち越し。その後も7回に1点、8回に2点と得点を重ね、一度は突き放した。

 しかし、8回に失策や暴投などで5失点して逆転負け。敗戦、雨で呼び寄せた流れをものにすることができなかった。主将の木下絢介(けんすけ)内野手(3年)は「4点差ついて、油断というのがどこかであった。もっと突き詰めて声かけできたら良かった。みんなで一体となって声を出して、自分たちの野球をやりきることはできた」と振り返った。

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2020年7月23日のニュース