ロッテ井口監督の恩師・河原井氏がコーチの桐生、樹徳戦は水入り 「桐生対決」24日に順延

[ 2020年7月23日 11:09 ]

<群馬県大会 樹徳・桐生>記念撮影に応じた(左から)桐生・高島監督、桐生・河原井コーチ、樹徳・井達監督(撮影・河野 光希)
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 23日に予定されていた高校野球群馬大会の1回戦6試合は降雨のため、あす24日に順延された。

 上毛新聞敷島球場での樹徳―桐生戦も“水入り”に。昨年9月、名門・桐生のコーチに就任した河原井正雄氏(65)=前青学大監督=は「桐生対決」に胸を躍らせていた。

 「春から練習はできなかったけど、3年生最後の大会として、こういう機会をつくってもらったんだから、思い切って戦って欲しい」。昨秋群馬大会4強相手にナインがどう戦うか、楽しみにしていた。

 ロッテ・井口資仁監督(45)の恩師だった河原井氏は18年秋、青学大監督を勇退。それでも少子化と私学に押される母校の現状を憂い、週末だけのコーチを受諾した。以降は高島喜美夫監督(48)茂木建太部長(41)と相談しながら、公立高ナインを指導。冬場は基礎体力アップから技術指導と地道なトレーニングを教え込んだ。ところが3月以降はコロナ禍で練習自粛。伸び盛りの時期は自主練習に任せるしかなかった。

 相手の樹徳・井達誠監督(45)は91、92年に同校主将として甲子園に出場すると日大進学後、東都大学リーグで河原井青学と対戦。「その頃は井口、清水(将海ロッテバッテリーコーチ)相手だから勝てませんでした」と苦笑いしながら「まさか桐生と最初に当たるとは…」と最敬礼していた。

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2020年7月23日のニュース