名古屋の144キロ腕・国本 公式戦初先発で悔しい2回途中5失点「プロとか言える立場ではない」

[ 2020年7月23日 17:44 ]

夏季愛知県高等学校野球大会3回戦     名古屋0―13愛工大名電 5回コールド  ( 2020年7月23日    パロマ瑞穂 )

力投する名古屋先発・国本
Photo By スポニチ

 不本意な内容で最後の夏を終えた。最速144キロ右腕の名古屋・国本航河投手(3年)が公式戦初先発したが、本来の力を出し切ることはできず、1回1/3を5失点。「直球を簡単に打たれた。正直、全然ダメだった」と唇を噛んだ。

 1メートル82、77キロの体格を生かし、しなやかな腕の振りから伸びのある直球を投じる背番号「3」。だが最大の武器は鳴りをひそめた。初戦の2回戦は5球団、この日は中日、巨人の2球団が視察したが、右腕は「今日の結果では、プロとか言える立場ではない」と言う。進学校に通い、これまでは国公立大学進学を目指す一方で、プロの世界も視野に入れていた。進路については「これから、よく考えて決めたい」と話した。

続きを表示

2020年7月23日のニュース