ヤンキース・田中 頭部打球直撃後初の対戦練習で打者5人に20球「間違いなく大きなステップ」

[ 2020年7月23日 02:30 ]

対戦形式練習で投球する田中(球団提供)
Photo By 共同

 軽度の脳振とうから復帰を目指すヤンキースの田中が対戦形式の練習に臨み、打者5人に計20球を投げた。ストライク11球で安打性の当たりはゼロ。照準を合わせる31日(日本時間8月1日)のレッドソックス戦登板に向け「全てが順調にいけば十分にいけるんじゃないかと思っている」と意欲を示した。

 4日の練習中に頭部に打球を受けてから、初の打者相手の投球。初球を打者に投げる際に「この間、当たったな」と頭をよぎったが、すぐに集中した。2四球を与えたものの、主砲サンチェスを捕邪飛に打ち取る場面もあり「間違いなく大きなステップ」。もう一度、打者相手に投げる予定で、アーロン・ブーン監督も「直球に伸びがあり、変化球も良かった」と評価した。
 (ニューヨーク)

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2020年7月23日のニュース