神戸弘陵エース右腕・野島がプロ志望表明「則本投手のようになりたい」

[ 2020年7月23日 16:50 ]

令和2年度夏季兵庫県高等学校野球大会2回戦   神戸弘陵14―2神戸商 ( 2020年7月23日    ほっともっと神戸 )

 神戸弘陵が5回に打者13人で長短打6本に4四死球を絡めて10点を奪うなど、10安打14得点と打線が爆発。5回コールドで快勝発進した。先発右腕・新谷叶翔(かのと)投手(3年)は4回2安打1失点と好投。打っては5回、3点を追加してなおも無死一、三塁から左翼へ公式戦初となる3ランを放ち「こんな大きな球場で投げたのは初めてだった緊張したが楽しかった。(本塁打は)風もあったし、たまたまです」と照れた。

 この日はプロ注目のエース右腕・野島勇太(3年)は登板しなかったが、プロ志望を表明した。「(プロの世界に)いけるチャンスがあるなら挑戦したい」。2年春から背番号「1」を付け、最速は139キロ。スライダー、カットボール、カーブ、フォークと多彩な変化球を操り、昨年12月には上林直輝捕手(3年)とともに兵庫選抜にも選ばれ、台湾遠征を経験した。目標とする投手は楽天・則本昂。「僕の売りはキレのある真っすぐ。真っすぐで三振を取れる則本投手のようになりたい」と力を込めた。

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2020年7月23日のニュース