聖徳学園のエース松崎 中学チームメート創価・森畑との対戦熱望「投げ合いたい」

[ 2020年7月19日 05:30 ]

聖徳学園のエース松崎
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 高校野球の西東京代替大会は18日、雨のため全試合が順延、19日に開幕となった。

 19日に初戦を迎える聖徳学園の右腕・松崎公亮投手(3年)は「勝ち上がれば創価と対戦する。調布シニア時代の同期だった森畑と投げ合いたい」。森畑は西東京注目の本格派。対決を熱望する。昨秋東京都大会を制した国士舘のエース中西も同じシニア出身。高校入学後、一緒に練習する機会があり「球の伸びがすごくて、これが甲子園ピッチャーかと刺激を受けた」。

 中学時代は控えの外野手だったが腕の振りの鋭さを見込まれた。「納得いくまでやろうと思った」と聖徳学園に進学。本格的に投手を始めたのは2年春。昨夏西東京大会で、敗れはしたが日大三戦で2回を無安打に抑えて注目を集めた。

 新チーム発足後、練習試合で聖望学園と対戦し「めちゃめちゃ打たれて悔しくて…思い上がらずに、周りを見ながら投げなきゃいけないと思ったし、捕手との連係や落ち着くことが大事だと気がついた」と精神的にも成長するきっかけをつかんだ。「ここまでフォームの確認や肩を回す速さを求めてシャドウやトレーニングを重ねてきた」。昨夏から体は一回り大きくなり、球速も上がってきた。

 OBのヤクルト・長谷川に尊敬のまなざしを向ける。「高校に入って、プロや大学野球のすごさを改めて実感した。そこで輝いている長谷川さんは本当にすごい。憧れです」。

 いよいよ迎える最後の夏。「まずは初戦が大事。集中していきたい」。成長した姿でチームを勝利に導く。

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2020年7月19日のニュース