ソフトB・上林 4年連続開幕スタメン譲らん!ヘッスラ&マルチ安打で猛アピール

[ 2020年3月15日 05:30 ]

オープン戦   ソフトバンク4―4広島 ( 2020年3月14日    ペイペイD )

<ソ・広>5回、ヘッドスライディングで生還する三走・上林(撮影・岡田 丈靖)
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 開幕スタメンは譲れない。ソフトバンク・上林誠知外野手(24)が14日、広島とのオープン戦に「7番・右翼」で先発出場し、2安打をマークし好走塁も見せた。2月のキャンプ中に発熱による体調不良で調整が遅れていたが、前日に1軍合流。目標に掲げる4年連続開幕スタメンに向け猛アピールした。

 迷わずにスタートを切った。1―1の5回1死二、三塁。三塁走者の上林は、三森の一ゴロで本塁を狙った。頭から滑り込み、間一髪で生還。「あっちの方が速いと思ったので」とヘッドスライディングを振り返った。

 2月のキャンプ終盤に発熱による体調不良で調整が遅れていた。前日(13日)1軍に合流。この日は2月23日のオリックス戦以来となるスタメン出場だった。

 2回の第1打席では追い込まれながら低めの変化球を右前に運び、5回には直球を再び右前打。オープン戦は7打数5安打、打率・714となり「打てると思った球にはスイングを入れている。慌てずに落ち着いて打席に立てている」とうなずいた。4―4の9回には先頭で四球を選び、二盗。バットと足でアピールした。

 試合前には昨年までともに内川の下で自主トレをしていた広島・鈴木誠にあいさつ。代打で一発を放った大砲に「また打ちやがって」とおどけながらも「一発で仕留められるのが(鈴木)誠也さんの凄さ。ミスショットしないし、詰まってもパワーで持っていく」と刺激を受けた。

 昨年は右手の故障にも苦しみ99試合の出場にとどまった。巻き返しを期す24歳に、工藤監督は「自分の役割を考えて冷静にできている」と評し、王貞治球団会長も「今年に懸ける思いが出ているよね」と目を細めた。

 柳田、グラシアル、デスパイネ、中村晃、長谷川ら外野のレギュラー争いは厳しいが、開幕スタメンを目指す上林は「他の選手にはないものをどんどん出していきたい」。開幕が延期となったことで、調整の遅れを取り戻す時間ができた。走攻守でアピールを続け、17年から続いている開幕スタメンを、今年も死守する。

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