日本ハム・清宮 プロ初サヨナラ打!宿敵・桜井からは押し出し四球選ぶ

[ 2020年3月15日 05:30 ]

オープン戦   日本ハム8―7DeNA ( 2020年3月14日    札幌D )

<日・D>9回、サヨナラ安打を放った清宮(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの清宮がプロ入り後初のサヨナラ打を放った。9回に2点差を追いつき、なおも2死二、三塁。打席では無観客試合をシーズン中の雰囲気に近づけるためにファンが歌うチャンステーマ「北の国から」が流れ、右腕・笠井のスライダーを中前へ運んだ。「たくさん応援してくださる方がいるのはうれしい。今日はその方たちのことも思って打席に入った」とファンの「声援」に感謝した。

 オープン戦初の先発出場。初回2死満塁では早実時代に5打席連続三振を喫したことがある宿敵、DeNA・桜井と対戦した。フルカウントから内角のツーシームに手を出さず、押し出し四球を選び「相変わらずいい球を投げる。いい球だったけどしっかり見極められた」と振り返った。

 昨秋受けた右肘手術明けで、まだまだ実戦不足。試合後は小笠原ヘッドコーチ兼打撃コーチの指導を受け、居残りで打撃練習を行った。栗山監督は「打ちにいっている球がつかまっていない」と評し、本来の長打力を期待した。(東尾 洋樹)

 ▼DeNA・桜井(清宮との対戦に)満塁でフルカウントで、ただ初回というのもあって開き直って投げてはいたが、結果的にボールになった。

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