スポニチ担当記者が選ぶ12球団激アツポジション争い パ・リーグ編

[ 2020年2月29日 09:00 ]

定位置奪取を狙う西武5年目の愛斗(撮影・尾崎 有希)
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《西武・左翼》

 レッズ移籍の秋山が抜けた外野。中堅・金子、右翼・木村がほぼ当確の中、左翼は内外野をこなす新外国人・スパンジェンバーグ、ともに5年目の愛斗、川越、4年目の鈴木が争っている。現時点で、27日のソフトバンクとの練習試合で一発を放ったスパンジェンバーグが一歩リードも、3人も目の色を変え猛アピールを続けている。辻監督が「この戦いは面白い。競いながら成長している」とする争いは開幕直前まで続くこと間違いなし。(大木 穂高)

《ソフトバンク・二塁》
 牧原と周東が二塁のレギュラーを争う。1月のグアム自主トレで松田宣に同行した牧原はキャンプ終盤に腰の張りのため別メニュー調整となったが、27日の西武戦で実戦復帰し1安打。周東は昨年に侍ジャパン入りしプレミア12で世界一に貢献し飛躍。3年目の今季はオープン戦開幕戦となった23日オリックス戦で本塁打を含む3安打と課題の打撃でアピール。ベテラン・川島、明石はキャンプで順調に調整し、スタメンの機会をうかがう。(川島 毅洋)

《楽天・リリーフ》
 勝ちパターンのリリーフの座をめぐる争いはし烈だ。昨季のセーブ王・松井が今季から先発に転向し空席となった守護神の有力候補は3人だ。セットアッパーとして実績のある森原や来日2年目のブセニッツ、新加入した158キロ右腕のシャギワがしのぎを削る。「勝利の方程式」入りを狙うのが宋家豪(ソンチャーホウ)や、日本球界に復帰した牧田、ベテランの青山、高梨ら。救援陣は12球団でも屈指の層の厚さを誇るだけに、競争は激しい。(重光 晋太郎)

《ロッテ・一塁&三塁》
 「勝負の3年目」を迎えている安田の出来が、チーム編成の大きな鍵を握る。基本は三塁となるが、ここには16年本塁打王に輝いたレアードの存在がある。石垣島キャンプでは三塁に加えて、一塁の守備練習にも長い時間を割いたが、ここには2年連続24本塁打をマークした4番候補の井上がいる。「首脳陣から言われたところで出られる準備をしたい」。安田が試合に出るためには大砲2人に負けないような結果が求められる。(横市 勇)

《日本ハム・外国人枠》
 今季5人の外国人を擁し、4人目の枠を巡る争いが熱い。野手は王柏融(ワンボーロン)、ビヤヌエバが当確。投手は18年に10勝を挙げたマルティネスが当確で残る1枠を3年目・ロドリゲス、新助っ人・バーヘイゲンが争う。先発、救援をこなすロドリゲスは実戦2試合計3回無失点と好発進。一方、バーヘイゲンは24日のDeNA戦で2回2安打2失点、4四球と制球を乱す場面もあり2試合計4回2失点。栗山監督は「じっくり考える」と思案中だ。(東尾 洋樹)

《オリックス・一塁》
 昨季1本塁打に終わったT―岡田の復活が重要ポイント。一塁をモヤ、新外国人のロドリゲスらと争う立場で、DHに関してはジョーンズ、吉田正の守備の負担軽減を考慮した起用方法も考えられる。このレギュラー争いの結果次第で外国人4枠の投打の内訳も変わってくる。オフにプエルトリコで武者修行した32歳は「全部出ることが最低限」。フル稼働するためには10年本塁打王の輝きを取り戻すことが絶対条件だ。(湯澤 涼)

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