スポニチ担当記者が選ぶ12球団激アツポジション争い セ・リーグ編

[ 2020年2月29日 09:00 ]

巨人の大城
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《巨人・一塁》

 原監督が二塁、捕手とともに「空いている」と話す一塁。打撃改造した37歳のベテラン中島がキャンプ実戦9試合で打率.438、2本塁打と存在感。大城は22日の日本ハム戦で3打席凡退し、指揮官に「だらしない」と評され、代打を送られるなど本来の打力を発揮できず。オープン戦打率.100から巻き返しを狙う。外野の名手・陽岱鋼(ヨウダイカン)も一塁に挑戦し、支配下登録されたばかりで生きのいいモタも参入。激しい争いから目が離せない。(青森 正宣)

《DeNA・二塁》
 二塁レギュラーの座を射止めるのは打の伊藤裕か、守の柴田か。昨季新人ながら21試合で4本塁打と長打力が魅力の伊藤裕は連日課題の守備練習に取り組んだ。チーム屈指の守備力を誇る柴田は昨季後半から打撃も好調。ラミレス監督は「2人ともよくやっている」とうれしい悲鳴を上げた。昨季は二塁と右翼を守った2冠王ソトが現在は一塁にも取り組むが二塁を守ればスタメンは決定的。ソトを押しのけられればチーム力は上がる。(町田 利衣)

《阪神・左翼》
 左翼争いが激戦だ。助っ人・サンズの加入により、昨季左翼で94試合に先発したベテランの福留、今春キャンプの実戦でアピールを続ける高山らが、し烈な争いを続けている。オープン戦3試合で9打数5安打と打撃好調の高山が鍵を握っており、調子次第では開幕先発も可能性は十分にある。サンズも外国人枠の関係でオープン戦では助っ人同士での競争も必至。そこにチームの支柱として福留が結果を残していけるかがポイントだ。(長谷川 凡記)

《広島・左翼》
 左翼争いが横一線のまま激しさを増している。長野は“スロースターター返上”へ、温暖な沖縄での2軍スタートを選択。仕上がりの早さは首脳陣も認めるところだ。野間は、バットを寝かせる新打法で課題の打力に磨きをかける。さらに、新助っ人・ピレラが挑戦中の三塁守備の不安定さを拭えず、本職の外野起用案が浮上。長野、野間の一騎打ちから一転、対外試合18打数6安打の助っ人も参戦する「三つ巴」となる可能性も出てきた。(河合 洋介)

《中日・捕手》
 正捕手が誰になるのかに注目だ。昨季、開幕マスクをかぶりチーム捕手最多92試合に出場した加藤は筆頭候補だったが、キャンプ終盤に2軍落ち。新人・郡司や木下拓は打力が魅力だが、総合力では桂も捨てがたい。高卒2年目の石橋も成長著しく将来を見越せば積極起用もあり得る。ベテラン・大野奨も虎視たんたんと出場機会を狙う。与田監督は「簡単に決まらない。シーズン中も争っていく」と話しており最後まで目が離せない。(徳原 麗奈)

《ヤクルト・捕手》
 楽天から加入した嶋と、昨季までの正捕手・中村がしのぎを削る。高津監督も嶋について「しんどいところを長くやってきている捕手なので、発想が面白いし、声の掛け方も面白い」と個性を認める。インサイドワークにたけた嶋と、打力も武器の中村。カラーの違う2人のどちらが開幕マスクを勝ち取るのか。バレンティンがソフトバンクに移籍し、外野手の枠が1つ空いた。青木が左翼に回り、中堅で塩見、山崎らがアピールする。(黒野 有仁)

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