阪神新助っ人・ボーア 初甲子園で広角7発「いい球場。最高だな」

[ 2020年2月29日 05:30 ]

半袖で練習に参加したボーア(撮影・大森 寛明)
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 2日前まで滞在していた沖縄とは違い、気温8度と寒空の中で迎えた甲子園球場での今年初練習。本拠地に初見参した阪神の新外国人のボーアは「そんなに寒いとは思わない」と半袖姿で登場し、変わらぬ怪力を披露した。中堅方向への4発を含む柵越え7本。広い聖地だから余計にパワーが目立って見えた。

 「外に出た瞬間に“いい球場。最高だな”と思ったよ。広いとは聞いていたし、風も強いと聞いていて、イメージ通り。ただ、センター方向は打球が伸びる。いいスイングをすればいい打球が行くことが分かったよ」

 まずは左投げの打撃投手から逆方向にライナーを繰り返してエンジンを始動させると、17スイング目で右翼席に弾丸ライナーの一発。1球挟んで2発目を右翼に叩き込んだ後、右投げ打撃投手との対戦で全開になった。

 バックスクリーン2発を含む中堅方向に4本の柵越え。打撃ケージがホームベースより2メートルほど後ろに設置されていたことを考慮すると最長弾の推定飛距離は130メートル超。左翼席にも1発放り込み、46スイングで7本のアーチを描いた。1メートル93、122キロの大男が半袖で甲子園のスタンドに放り込みまくる。異様な光景であり、期待高まる光景だった。

 29日にペイペイドームで行われるソフトバンク戦にはサンズとともに出場。矢野監督からは「3打席ぐらい立つような形でやっていくことで日本の野球も分かるし、ピッチャーの傾向とか審判の感じとか、打席に立たないと見えないところが出てくる」と順応を期待された。

 「(ソフトバンクが)去年日本一になったのはスゴいことだが、自分は目の前のことに集中する。無観客が決まって慣れないことはあるけど、予防できることはして、感染しないように頑張るよ」

 いつどこでも自分のスタイルを貫き、実戦を重ねながら、ギアを上げていく算段だ。(巻木 周平)

 ○…ボーアなら史上初の「CoCo PARK(ココパーク)弾」を実現できるかも!? 甲子園球場のスコアボード下にあって選手メニューなどが楽しめる人気エリア。本塁打が飛び込めば、その場にいた利用者に加えて当日の着弾時までに飲食した利用者もレシート提示で全額返金されるという太っ腹な企画があり、今年も継続が決定した。飛距離150メートル超が必要で、09年の開始から達成者はいない。担当者は「選手グルメがたくさん売っているところですし、バンバン打って、ボーア選手のメニューもぜひ作りたいです」と楽しみにしていた。

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