大谷 OP戦7打席目で初安打初打点をマーク 続く試行錯誤「少しずつ良くなっている」

[ 2020年2月29日 06:28 ]

オープン戦初安打初打点をマークし、取材に応じる大谷(撮影・柳原 直之)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(25)が28日(日本時間29日)、キャンプ地の米アリゾナ州テンピで行われたレンジャーズとのオープン戦で「4番・DH」で出場し2打数1安打1打点だった。

 初回1死三塁。昨季16勝の先発右腕リンが投じた内角高め91マイル(約146キロ)速球をバットを折りながら、左前に落とし、三塁走者が生還した。オープン戦は出場全3試合に4番で出場し、7打席目でオープン戦初安打初打点。「見え方と距離が少しずつ良くなっているかなと思っています」と振り返った。3回1死の2打席目はリンの外角直球に空振り三振を喫した。

 前日に続き、2打席とも右足を上げる新打法ではなく、小さくステップを踏む昨季までのフォームで臨んだ。「シーズンに入ってから、打ち方、投げ方もいろいろと変えると思う。足を上げていなくても、上げていても、やっぱり最初のうちはどっちかというと差し込まれる。春先は特に感じる」。今後も目先の結果にこだわらず、試行錯誤を続ける。

 メジャー1年目のオープン戦は不振だったが、開幕直前に調子を取り戻した。「例年、春先は良くない。日本の時からそうだけど、その中で徐々に良くなっていくパターン。そういう心持ちでいるのは良くないので、一日でも早くしっかり打てるように。そういう気持ちでやりたい」と気を引き締めた。

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