広島・大瀬良 本気モード!2年連続開幕投手へ予行「いいもの出す」

[ 2020年2月29日 05:30 ]

広島・大瀬良
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 広島・大瀬良大地投手(28)が本気モードに入った。29日の中日戦(ナゴヤドーム)でオープン戦2度目の登板。2年連続2度目の大役を務める3月20日の同カード(マツダ)まで残る登板は開幕前哨戦を含めると3試合となり、「いいものを出した中で開幕に臨むことが大事」と結果と内容にこだわる姿勢を示した。

 沖縄2次キャンプを打ち上げたナインは28日、本格化するオープン戦に備えて本拠地で練習を再開した。2年連続2度目の大役に指名された大瀬良も、先発が予定される29日の中日戦に向けて最終調整。開幕前哨戦にも泰然自若だった。

 「それを変に意識せず、調整段階の一つとして臨めばいいのかな…と思います」

 オープン戦初登板となった前回23日の阪神戦は、先発で3回を5安打1失点。カットボールが総じて甘く、左の糸井と高山に計3安打を許した。紅白戦は未登板で、実戦初登板が対外試合。十八番の制球と、緊張で乱れたという上下のバランス修正を課題に挙げた。

 「カットボールは自分の中で信頼が置ける球だけど、甘く入ると危ない球種でもある。投げ分けがしっかりできるようにしたい」

 既に本気モードに入っている。盛夏の東京五輪開催に伴って開幕が3月20日に早まり、今回の開幕前哨戦を含めると残る登板は3試合。例年より1試合少ない分、結果や内容を度外視して「やりたいことをやる」と割り切れるほど猶予はない。

 「少ない分、考え方を変えないと。ゲーム勘や、一球一球のコンディションを意識してやっていきたい」

 試練はある。新型コロナウイルスの感染拡大を受けてプロ野球12球団は26日に臨時の代表者会議を開き、29日から3月15日までのオープン戦72試合を無観客で実施すると決定。大瀬良は、戸惑いながらも避けられない現実として受け止める。

 「鳴り物のない中でプレーし、いきなり開幕を迎える。そのギャップがどんなものか…と思うけど、気持ちをしっかり持ってやればいいのかな…と」

 まずは竜斬り。中日戦は昨季6試合で4勝1敗、防御率1・52と好相性を誇っており、未知の環境下で課題を克服すれば、開幕戦にはずみがつく。

 「残り3試合、いい形で投げ終え、開幕に入るのがベスト」

 28歳の主戦右腕は、3・20をにらんで言葉に力を込めた。(江尾 卓也)

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