法大・銚子助監督 37年ぶり「HOSEI」ユニホーム 母校への恩返し誓う

[ 2020年2月16日 07:41 ]

母校に恩返ししたいと話す銚子助監督
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 3季ぶりの優勝を狙う東京六大学野球の法大に力強い助監督が誕生した。大洋(現DeNA)広島で活躍、昨年までJR東日本のコーチを務めた銚子利夫氏(58)が37年ぶりに「HOSEI」のユニホームに袖を通すことになった。

 今月12日からグラウンドに立って後輩を指導する姿は来年還暦を迎えるとは思えないほど若々しい。まだトレーニングウエア姿だが、ノック中には選手にスローイングのポイント、足の運びなどを細かくアドバイス。100人を超す部員のため青木久典監督(47)一人ではカバーしきれない部分も含め目を光らせてる。

 「プロで13年、JR東日本で9年コーチをやって、この年で母校を指導できるなんて幸せだし恩返ししたい。まだ部員の顔と名前が一致しないけど、神宮で活躍してほしいという思いがすごく強いですよ」

 市立銚子から法大に進み3年春には首位打者を獲得。同期の小早川毅彦氏(元広島など)、1学年上には木戸克彦氏(元阪神)西田真二氏(元広島、現セガサミー監督)らがおり法大野球部唯一の10戦全勝、その後の全日本大学選手権も制した年代。三塁手としてもベストナインを3度獲得するなど、現役選手にはお手本になる存在だ。就任してすぐ選手に伝えたのは「みんな法政の看板を背負っている。野球だけやっていればいいんじゃない。社会に出たときの礼儀、挨拶も含め大事なことはたくさんある。さすが法政の野球部だと言われるよう自覚を持ってやっていこう」だった。

 「社会人で9年コーチをやらせてもらって勉強になったんですよ。プロなら野球だけやっていればいいけど、プロに行く選手はわずか。大学で野球を終わる選手もいる。だから法政での4年間は一生懸命やろうとね」

 JR東日本で監督を務めた堀井哲也氏(58)は今季から慶大監督に就任。9年間のコンビからライバルとなる。明大の田中武宏新監督(58)も同学年で「堀井、田中とも仲良くできないよね」と笑う。すでに野球部第二寮に住み込んで選手と寝食を共にしている。

 「黙っていても強かった法政は終わった。基本からきっちりさせたい。野手はレギュラーがごっそり卒業してチャンスが広がっているから逆に楽しみ。青木監督を支えていい結果が出せるようにしたい」。銚子助監督は強い法政復活を目指して毎日グラウンドに立つ。

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