長嶋一茂 うらやましかったノムさんと克則氏の関係「距離に驚いた。監督と選手なら…」

[ 2020年2月16日 22:20 ]

楽天監督時代の野村克也氏(右)と長嶋一茂
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 フジテレビは16日、日曜THEリアル!枠で「野村克也さん追悼特別番組 秘蔵映像でつづるノムさんの野球人生と家族愛」(後8・00)を生放送。虚血性心不全のため11日に84歳で死去した野村克也をしのんだ。

 スタジオには、長嶋茂雄・巨人終身名誉監督(83)の長男で、ヤクルト時代には野村氏の下でプレーしたタレントの長嶋一茂(54)も参加した。野村氏は現役時代の75年5月22日、日本ハム戦で通算600号本塁打を達成した時に「自分をこれまで支えてきたのは王や長嶋がいてくれたから。彼らは常に人の目の前で華々しい野球をやり、こっちは人の目の触れない場所で寂しくやってきた。王、長嶋がヒマワリなら、俺はひっそりと咲く月見草だ」と語った。この日の番組でも“珍プレーコーナーで”野村氏が一茂に「野村家と長嶋家は敵対関係にあるからな」とテレビに向かって話す場面もあった。

 しかし一茂は「野村監督と言うと、ONと自分をずっと比較していた、月見草とひまわりとかって」と言いながらも「そんなこと本人は思っていないと思う。ONと対比するところに自分を置くことによって野球界全体が盛り上がるんじゃないかって。ONはジャイアンツ、(野村氏は)当時はパ・リーグ南海ですから地上波で放送もない。でも自分があそこで頑張ることによって、12球団全部が活性化するんじゃないかって考えて、あえて裏の部分、影の部分を強調することでプラスにも転じると考えたんじゃないかって」と語った。

 野村氏と南海時代にバッテリーを組み、長らく親交のある野球評論家の江本孟紀氏(72)も「ある時に聞いたことがあるんです。本当は長嶋ファンなんでしょうって。そうしたら、うーんそうやなって」と明かすと、一茂も「焚きつける奴、周りにいすぎる。本当はそんなに仲悪くないんだよって言っていた」と明かした。

 また、一茂は、巨人時代の93年から96年まで父・茂雄氏の下でプレー。野村氏も息子の克則・現楽天作戦コーチ(46)とヤクルト、楽天でともに同じユニホームを着たが、ともにテレビのインタビューなどを受けている映像を見て「昭和のスターって、高倉健さんとか、石原裕次郎さんとかONとか」と自身の父を含めながら「家庭より仕事を取ると思うんです。あんなに私生活を露呈させない。克則君との距離に驚いた。監督と選手なら本当なら、距離を取らなきゃって勝手に思うんですよ。でも、関係ないんだ。うらやましく見ていました」と吐露していた。

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