大阪桐蔭決勝へ サヨナラ二塁打の伊東「初めて打った。すごくうれしい」

[ 2019年11月2日 13:48 ]

2019年度秋季近畿地区高校野球大会準決勝   大阪桐蔭6―5智弁学園 ( 2019年11月2日    佐藤薬品スタジアム )

<大阪桐蔭・智弁学園>9回1死二塁、大阪桐蔭・伊東は右翼線にサヨナラ適時二塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 大阪桐蔭(大阪1位)が智弁学園(奈良1位)を下し、優勝した2017年以来、2年ぶりの決勝進出を決めた。5―5の9回1死二塁、7番・伊東光亮内野手(2年)が右翼線にサヨナラ二塁打。「(サヨナラ打を)初めて打ったので、すごくうれしい」と声を弾ませた。

 勝負強さを存分に発揮した。2―1の4回に4点を失って逆転されたが、焦りはなかった。直後の4回に無死一、二塁から確実に犠打を決め、3番・西野力矢内野手(2年)の二ゴロで1点を返すと、7回には伊東の適時打、8回にも西野の内野ゴロと小刻みに加点し、同点に追いついた。西谷浩一監督(50)は5回終了時に「粘り強く、こういうゲームをモノにできるような力を付けよう」と呼びかけ。しぶとく、たくましく反撃した選手たちに「お互いに秋の時点では力が完成されていない。未熟で発展途上のチーム。そういう状況では勝つことが何よりの勉強」と目を細めた。

 高い得点力を誇るチームが、この日は堅実に試合を進め、1点を重ねた。記録した犠打は4。3回無死一、二塁では4番の船曳烈士内野手(2年)もバントで確実に打球を転がした。監督は「バントのチームなので。バント、大好きですから」と冗談めかして笑う。打力、投手力、機動力、どこかの部門に偏るのではなく、変幻自在の試合運びで戦っていく。「キッチリと走者を得点圏に送ることで、少しずつ相手投手にプレッシャーを与えられた」と振り返った。

 2年ぶりの優勝に向け「決勝も勉強させていただきます」と指揮官は謙虚な姿勢を崩さない。春3度、夏5度の甲子園大会優勝を誇る全国屈指の強豪校が近畿の頂点を狙う。

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