履正社 痛恨のサヨナラ負け 関本主将、父・賢太郎氏の母校に敗れ「倒したよと父に報告したかった」

[ 2019年11月2日 17:17 ]

秋季近畿地区高校野球大会・準決勝   履正社4―5天理 ( 2019年11月2日    佐藤薬品スタ )

<高校野球秋季近畿大会準決勝 天理・履正社>父の母校・天理にサヨナラ負けを喫し、肩を落とす履正社・関本(右)(撮影・北條 貴史)
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 最大4点のリードを守り切れず、痛恨のサヨナラ負け。履正社・関本勇輔主将(2年)は「昔から簡単には勝てないと言われていて、粘りが今までのチームとは違った。そこは見習わないといけない」と表情を引き締めた。

 3回2死二、三塁、6番・両井大貴外野手(2年)の右前2点打で先制。7回にも2点を追加し、逃げ切り態勢に入った。しかし7回に3点を失い、9回にサヨナラ負け。岡田龍生監督(58)は「控えのレベルアップをしないといけない。控えの底上げが冬の課題」と今後を見据えた。

 主将にとっては、阪神で活躍した父・賢太郎氏の母校に敗れた形。父は仕事の都合で来場はかなわなかっただけに「勝って、倒したよと父に報告したかった」と唇を噛んだ。

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