阪神、山本昌氏が投手陣を熱血指導 宝刀スクリューを青柳らに伝授

[ 2019年11月2日 05:30 ]

矢野監督(右)と話す山本昌臨時コーチ(撮影・大森 寛明)
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 球界のレジェンドによる「魔球教室」が開かれた。阪神の高知・安芸キャンプで初指導となった山本昌臨時コーチがいきなりフル回転。午後5時半まで情熱的に指導し、多くの投手にはそれぞれの投げ方に合わせたチェンジアップを伝授した。今後もいろんな握りの変化球を教えていく考えで、32年間もの現役生活で得たノウハウを惜しみなく伝える意気込みだ。

 「私がチェンジアップが得意だったということで、教えてくれという方もいましたし。藤浪投手に関しては、チェンジアップを練習することによって手首が立ってほしいなと。手首を立てることによってリリースを縦に使えるようになればすごくいいこと。もちろん、チェンジアップを覚えれば、これはまたすごいことですけど」

 自身の代名詞だった「スクリューボール」は腕の振りと反対側に沈む変化球。ここで言うチェンジアップや、シンカーも同様のボールだ。この日のブルペンでは高橋遥や飯田のような自身と同じ左腕だけでなく、変則右腕の青柳にも投げ方を指導。さらに、藤浪や望月には手首の使い方を覚えさせる目的も兼ねて、キャッチボールからチェンジアップを投げさせた。

 「技術的なことや経験はこちらから発信するだけじゃ伝えきれないと思うので、どんどん引き出してほしい。聞いてくれれば“ああ、こういうことがあったな”と思い出すこともあるでしょうし、これから楽しみです」

 投手だけでなく、大山や近本ら野手にも送球面のアドバイス。高知入りした前夜はフロントやスタッフも参加した講習会で、経験談や持論を伝えた。2日は仕事でチームを離れるが「半分以上の日数は参加させていただけると思う」。元中日の大エースが阪神の帽子とタテジマのズボンをはいての密着指導。若虎たちには願ってもない機会が、安芸キャンプに訪れた。 (山添 晴治)

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