侍J、カナダに雪辱!今永5連続6Kで3回零封 7日台湾戦先発へ

[ 2019年11月2日 05:30 ]

侍ジャパン強化試合   日本3―0カナダ ( 2019年11月1日    沖縄セルラー )

カナダ打線を3回無失点6奪三振に抑えた先発・今永 (撮影・成瀬 徹)      
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 2日(日本時間3日)に開幕する国際大会「プレミア12」に出場する侍ジャパンは1日、沖縄セルラースタジアム那覇でカナダとの強化試合第2戦に臨み、3―0で快勝。対戦成績を1勝1敗として大会前の実戦を終えた。先発の今永昇太投手(26)が3回1安打無失点で6三振を奪う快投を見せた。日本は大会初戦となる5日のベネズエラ戦に向け、2日に台湾入りする。

 影を落とす先発陣の不安を一掃した。本番前最後の実戦で、今永が三振の山を築く圧巻の快投だ。初回先頭D・ポンペイから150キロ直球で空振り三振を奪うと、2回から3回2死まで5者連続三振。今季リーグ2位186三振の本領を発揮し3回を1安打無失点、計6三振と量産した。

 「やりたいことは全てできました。真っすぐもだけど、右打者の内角のカットボールの精度を確認した」

 レギュラーシーズンはスライダー、チェンジアップを駆使したが、最大の収穫が、“プレミア仕様”と言えるカットボールだ。初回1死一塁ではウッドを詰まらせて一邪飛。2回2死無走者ではT・ポンペイを空振り三振。今大会で使用される公式球はSSK社製で、シーズン中のミズノ社製よりも縫い目が高いとされる。変化量も多く、45球のうち16球を投じ「空振りも取れたし、国際大会で、手足の長い打者に投げられたことは良かった」と手応えをつかんだ。

 代表戦は、これで4試合計13回を無失点。1次ラウンド3試合目となる7日の台湾戦の先発が有力だ。くしくも、代表初登板だった17年11月18日のアジアチャンピオンシップで6回無失点に退けた相手。前日カナダ戦で山口は2回6失点と制球に課題を残し、発熱で調整が遅れた岸は先発予定だった1次ラウンドでの登板は回避する方針。不安が残る先発陣の中で、左腕エースが最高の仕上がりを示したのはプラスだ。

 「状態は100%に近い。調整ではなく結果を大事にしていた」との言葉の端々には自信がみなぎる。「ここでやれなかった選手の分も意気に感じて。秋山さんにシャンパンファイトに参加してもらえるように」と話した左腕は、沖縄の野球ファンに「必ず世界一を獲って、いい報告をしたい」と誓った。 (湯澤 涼)

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