楽天退団の嶋、ヤクルト最有力 12日合同トライアウト後誕生へ

[ 2019年11月2日 05:31 ]

ヤクルト移籍が決定的となった嶋基宏
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 今季限りで楽天を退団する嶋基宏捕手(34)のヤクルト移籍が決定的になったことが1日、分かった。

 嶋は、今季の年俸1億円から野球協約が定める減額制限(1億円以下は25%)を超える減俸提示を受け、自由契約での他球団への移籍を決意。「一度しかない野球人生なので、(他球団で)勝負をしたい」と10月21日に球団に自由契約を申し入れ受諾されていた。

 移籍先について「フラットな環境で勝負したい」と出場機会に強いこだわりを示しているが、その一方で楽天ファンへの思いなどから同一リーグでのプレーには消極的という。また、親しい関係者には「セ・リーグの野球も勉強したい」とも話しているという。嶋にはロッテ、オリックス、中日、ヤクルトなどが水面下で調査を進めているが、いち早くメディアを通じてラブコールを送っていたヤクルト移籍への思いが強くなったもようだ。

 今季最下位だったヤクルトは高津新監督を迎え、来季の巻き返しを図り補強にも力を入れている。正捕手の中村が10月3日に右肘の手術を受け、来春のキャンプには間に合う見込みだが万全でない状態。楽天退団が決まった直後から高津監督も「いい選手であるのは間違いないと思う」と話している。

 12日に行われる12球団合同トライアウト終了後に契約は可能となるが、双方に障壁はなく、「ヤクルト嶋」が誕生する可能性が高まった。

 ◆嶋 基宏(しま・もとひろ)1984年(昭59)12月13日生まれ、岐阜県出身の34歳。中京大中京から国学院大を経て、06年大学・社会人ドラフト3巡目で楽天に入団。1年目から125試合に出場し、不動の正捕手に。13~17年にはパ・リーグ球団から初の労組選手会長を務めた。プロ通算1402試合で打率.242、26本塁打、311打点。1メートル79、82キロ。右投げ右打ち。

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