巨人、6年ぶり日本シリーズ王手!阪神に連勝 亀井が猛打賞&ビックリ重盗

[ 2019年10月10日 20:41 ]

セCSファイナルステージ第2戦   巨人6―0阪神 ( 2019年10月10日    東京ドーム )

<CSファイナルS 巨・神2>5回1死一、二塁、亀井は三盗を決める(三塁手・北條)=撮影・大森 寛明
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 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦が10日、東京ドームで行われ、5年ぶりにリーグ優勝を果たした巨人が3位から勝ち上がった阪神を6―0で下して連勝。アドバンテージによる1勝を含めて通算3勝0敗として6年ぶり日本シリーズ進出へ王手をかけた。

 1番亀井が猛打賞の活躍でけん引した。初回、阪神先発・高橋遥から右翼線二塁打を放ち出塁。2番坂本勇が右前打で一、三塁と好機を広げると、3番・丸は遊併殺となったが、その間に三塁走者の亀井が生還して第1戦に続き巨人が先制。4回には5番ゲレーロが左翼席へ運ぶ2ランで加点し、試合の主導権を握る。

 5回は亀井がこの日3安打目となる二塁打。四球の坂本勇が出塁すると、丸の打席で重盗を仕掛けて二、三塁にチャンスを拡大。丸の犠飛と4番岡本の適時打で2点を追加した。8回にも7番若林のタイムリーでリードを広げた。

 先発メルセデスは7回104球を投げ3安打無失点と快投。8回は大竹、9回はデラロサがリードを守り抜いた。

 阪神は中2日で先発した高橋遥を3回からガルシアに替える継投策に入ったが実らず。打線もメルセデスを攻略できなかった。

 CSファイナルステージは6試合制で行われ、アドバンテージを含めて先に4勝したチームが19日開幕の日本シリーズ(7試合制)へ進出する。12日に予定していた第4戦は、大型の台風19号が12日から関東地方に接近する恐れがあるため中止が決定。第4戦は翌13日に順延となり、以降の試合も順次繰り下げて開催する予定。

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